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玉砕の島―太平洋戦争激闘の秘録 (光人社NF文庫)
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| ジャンル: | 歴史,日本史,西洋史,世界史
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| 人気ランキング: | 66235 位
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やや信頼性に欠ける
この著書にウソがあるとはおもわないが、米軍兵士の会話や気持ちが実録風にというか、小説の一部を読んでいるように書いてあるので、どの資料に基づいたものか疑わしくなる箇所がきわめて多い。
米軍兵士がなにを話していたか、どんな気持ちでいたかは、米軍の資料に求めるしかないが、それを著者はどこから持ってきたか。参照した資料を示していないから、本書の記述のどこまでが事実によるものか、あるいは著者の創作によるものかがわからない。
本書はノンフィクションであり、厳正に事実と考えられる事柄を集めたとおもうが、たとえば、マキン島の玉砕の様子は、ただ一人の生き残りの沢野一等兵が語ったことになっているが、どうやって沢野氏を探し出して、いつどこで話を聞いたのか、それらは何もわからないのである。
著名な軍人の報告や著書でも、自分に都合がよくないところは隠したり、あるいは自分を美化したり、事実を曲げたりあるいは記憶の誤りがあったりすると言われている。将校にかぎらず兵隊でもおなじである。
戦争に関する出版物の取り扱いは慎重でなければならない。その点で、本書の著者はやや不用意ではなかったか。太平洋の孤島でどんな玉砕戦があったか、一応の知識は得られる。
過酷な戦闘情景が浮かびます
本書はアメリカ軍の反攻にさらされ、玉砕を余儀なくされていった島々の戦闘記録です。
これらの島々は太平洋戦記を読まれている方は目にする地名ですが、この島々の人々がどのような状況のもと、いかに戦い、どのように戦死していったが分かります。
正直なところ、アッツや硫黄島など大きな戦闘が行われた島は他の読み物で何度も見ていましたが、ガダルカナルのルンガ泊地(横浜空)、マーシャル諸島、マキン、タラワなど小さな島々の戦闘は「玉砕」の一言で終わっているものが多く、こんな小さな島々で凄まじい戦闘が行われていたことは本書で初めて目にしました。
水漬く屍 草生す屍
サイパン・グアム・テニアン。今では、観光地としてしられる島々。ペリリュー・アッツ、全く知られていない島々。これらの島で、60年前、熾烈な戦いが繰広げられた。圧倒的な戦力差の中で兵達は、異常なまでの強さを発揮した。教科書には、絶対載ってはいない日本人が忘れようとした歴史がここに綴られています。 降伏という文字は彼らには、存在しなかった。そして、日本軍は、塹壕・草むら・砂浜・洞窟・雪上そして海上に斃れた。此れを読んで、思い出してください、知ってください。 自分を含めて戦争の知らない世代の皆さん。一ページ一ページをめくるたびに、涙がこみ上げてきて、とまらなかった。 忘れてはならない歴史の一つだと思います。
光人社
ペリリュー島玉砕戦―南海の小島70日の血戦 (光人社NF文庫) サイパン戦車戦―戦車第九連隊の玉砕 (光人社NF文庫) 硫黄島―太平洋戦争死闘記 (光人社NF文庫) 最悪の戦場に奇蹟はなかった―ガダルカナル、インパール戦記 (光人社NF文庫) サイパン肉弾戦―玉砕戦から生還した参謀の証言 (光人社NF文庫)
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